
CASE — 背中の痛み
背中が痛くて立っていられない、趣味のバレーができない症例
『長時間立っているとじわじわと右の背中が痛くなり仕事ができない』、『バレーのアタック時に背中が痛くて体が反れない』ことでお悩みの40代男性の症例です。4回の施術で右背中の痛みを感じることがなくなったとのご報告をいただきましたので、当院での施術方針をご紹介させていただきます。
対象
40代男性
主なお悩み
長時間立つと右背中がじわじわ痛む/バレーのアタック時に痛くて体が反れない
期間・回数
全4回
経過
4回目来院時には日常生活で痛みを感じることはなくなったとご報告をいただきました
01 CAUSEなぜ「右の背中」がじわじわ痛むのか?
マッサージで筋肉をほぐしてもすぐに戻ってしまう場合、原因は筋肉そのものではなく「内臓疲労」にあるかもしれません。今回のケースでは、以下の2点が大きなポイントでした。
肝臓疲労による関連痛
肝臓は右上腹部に位置するため、疲労して重たくなったり血流が滞ったりすると、横隔膜を介して右の背中や肩に重だるさや痛み(関連痛)を引き起こします。「じっとしていてもじわじわ痛い」「体を反らせない」というのは、肝臓疲労特有のサインです。
肝臓は右上腹部に位置するため、疲労して重たくなったり血流が滞ったりすると、横隔膜を介して右の背中や肩に重だるさや痛み(関連痛)を引き起こします。「じっとしていてもじわじわ痛い」「体を反らせない」というのは、肝臓疲労特有のサインです。
胸腰筋膜の滑走不全
肝臓の影響で右の肋骨(胸郭)の動きが制限されると、その周囲を覆う胸腰筋膜(広背筋や前鋸筋との境界)が癒着し、スムーズに動かなくなります。これがアタック動作のような捻りや反りの妨げになっていました。
肝臓の影響で右の肋骨(胸郭)の動きが制限されると、その周囲を覆う胸腰筋膜(広背筋や前鋸筋との境界)が癒着し、スムーズに動かなくなります。これがアタック動作のような捻りや反りの妨げになっていました。

02 APPROACH当院でのアプローチ
解剖学的な根拠、徒手評価から得られた情報に基づき以下の順序で介入しました。
・内臓・軟部組織への直接アプローチ
肝臓本体、門脈(血流)、横隔膜の緊張を緩和。これだけで痛みが4割程度まで軽減しました。
・経絡(けいらく)施術
東洋医学的な視点から肝経の調整を行い、内臓機能の回復を促進。
・筋膜リリース(滑走性の改善)
癒着していた胸腰筋膜の滑りを引き出し、バレーの動作に必要な伸展、回旋の可動域を確保。
・セルフケア指導
再発を防ぐため、食生活や睡眠など内臓に負担をかけない生活習慣をお伝えしました。
SUMMARY結果
4回目来院時には日常生活で痛みを感じることはなくなったとご報告をいただきましたので、様子見とさせていただきました。
マッサージをしてもなかなかスッキリしない、時間が経つとすぐに張りが戻ってきてしまうといった症状の方は内臓疲労が影響しているかもしれませんので、ぜひ一度ご相談ください。
※あくまで一症例のご報告です。感じ方や経過には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。
