前の記事ではそれぞれの手技の適応や長所をお話しました。
次に『どの治療主義でも極めないと効果がイマイチ、そして危険』についてです。
私は正直、手技により適応はありますが、どの手技でも極めれば大体の症状は取れると考えています。
働き初めの頃は『あの手技では良くならない!あの考え方は間違っている!』と尖っていた時期もありましたが、臨床現場やセミナーなどでいろんな症例、ゴットハンドの先生方と出会うことでどの治療手技でも極めれば驚くほどの効果が出るし、いくら考え方が合っていても技術がイマイチでは効果は全く出ないということを学びました。
例えばマッサージ一つをとっても、ほぐすべき場所は、皮膚、皮下組織、脂肪層、筋肉の表層、深層、滑液包、骨膜どこの深さを狙うべきなのか?
また、どの方向性でどのくらいの圧をかけるのか?
これらのポイントを意識できているか、そうでないかによって施術効果は驚くほど変わります。
マッサージだけでは治らない!と言っているセラピストも、おそらくこのような観点を無視して無闇にマッサージしている院では治らない!と言っているのではないかと思います。
また最近流行っているボキボキ整体も同じです。
ボキボキ整体の多くは、カイロプラクターやオステオパスが扱うHVLAという手技が多くを占めるかと思います。
これらは本来、非常に緻密な哲学、検査、矯正技術によって成り立っています。アメリカではカイロプラクティックの資格は国家資格であり、8年間学校に通い技術を習得しなければ施術することはできません。HVLAはしっかりと技術を習得したセラピストが行うと、効果は絶大で驚くような変化を体感できます。
しかし、最近では1日カイロプラクティックのセミナーを受けただけでカイロプラクティックを謳って実際に患者さんに矯正をしたりするセラピスト、整体院があります。
これは正直死人が出てもおかしくないレベルで危険です。
私は絶対に受けたくありません。
残念ながら日本ではまだカイロプラクティックの国家資格などの制度は整備されていないため、安全なセラピストの見極めが非常に難しいという問題がありますが、骨がどのように歪んでいてそのずれ方が今出ている症状にマッチしているか?を確認し、そのズレに対して正しい方向性かつ正しい距離、速さで矯正を行えれば非常に良好な臨床成績を得られます。
このように同じ手技を扱っているとしても技術の完成度によって結果は大きく変わってきます。
まとめるとどの手技がいいのか?で判断するよりかは、自分の症状はどの手技が合っているのか?また通っている院の技術は本物なのか?に問いの本質があるかと思います。
ここまで読んでいただいた上で自分の症状にはどれが合っているのか?など疑問に思う点がありましたら、ご来院前にでもLINEやお電話でお気軽にご相談ください。
あなたにとって最適なケアが見つかることを願っております。
